海賊というと数多おりますが、今日は何人かの海賊のプロフィールについて。
元々は海賊を取り締まる側にいました。ある夜、船長が寝ている間に、船を乗っ取り、自ら船長になります。そして乗組員たちと共にそのまま海賊になってしまいます。要するに取り締まるより自分が海賊になった方が儲かるから。船と乗組員を乗っ取り、略奪のかぎりを繰り返します。そうしていつの間にか400人以上の部下と6隻の船を持つ大海賊のボスになりました。ある日エイヴィリーは奪った財宝を6隻の船にバラバラに積むと誰かがちょろまかすから、ボスである俺の船に全部詰め込めとエイヴィリーは言ったのです。すると、隙を見てエイヴィリーは5隻の船を置き去りにして、逃げたのですね。財宝を独り占めしたのですね。ひどい話です。本国に帰ったエイヴィリーはそうして独り占めした財宝を商人に売り渡そうとしたのですが、その商人は、「あなたがどんな経緯でその財宝を手に入れたか知っているよ、私が役人にチクったら、あなたは死刑だよ」って言ってしまい、ただ当然で財宝を買い叩いてしまうのです。こうしてエイヴィリーは一文なし。37歳で死亡。自分の棺を買うお金もないほど落ちぶれたとか。
村上武吉
瀬戸内海を牛耳っていた村上海賊のボス。1576年の石山本願寺の戦いでは本願寺側に味方し、織田信長の船団をさんざんに蹴散らしたのですが、その後、織田信長に味方した九鬼水軍に負けてしまい、瀬戸内海の制海権を失ったのです。ちなみに九鬼水軍も海賊でした。瀬戸内海の制海権が織田信長に移ってからは能島を拠点としていたが、豊臣秀吉が海賊停止令を発令したことにより、村上海賊は終焉を迎えたといいます。
※この記事は「ダークサイドミステリー」を参考にして書きました。あとこちらの著作も参考にしました。
- キャプテン・キッド(1645〜1701)
- フランシス・ドレイク(1543〜1596)
- フランシス・ロロシア(1639〜1667)
- エドワード・ティーチ(1680年? - 1718年11月22日)
- ブラック・シーザ
- アン・ホニー
- アルヴィルダ(詳細不明。五世紀ごろだといわれている)
- 鄭夫人夫人(18世紀末〜19世紀初頭)
- ヘンリー・エイヴィリー(1659年? - 1696年?)
海賊といえば、この人の名前を浮かべる人が多いかもしれません。しかし、意外と海賊としての活動は少なかったようです。イギリス国内の政争に巻き込まれ、イギリスを追われたキッドは、ボストンに入港するさいちゅうに逮捕されたといいます。絞首刑になる直前、「ある場所に宝物を隠した」と言い放ったといいます。そのお宝がどこにあるのか言わぬまま処刑されてしまったため、そのキッドが隠した財宝がいまどこにあるか、人々にロマンを与えております。
イギリス人としてはじめて世界一周をし成し遂げた航海者であり、最強の海賊だといわれております。航海中に奪った財宝を当時のイギリスの女王エリザベス1世に献上したといいます。彼が奪った財宝はなんとイギリスの国家予算を超えるほどだったというから驚きです。そのおかげでイギリスは借金を返すことができて、その功績が認められ、イギリスの海軍副司令官に抜擢され、スペインの無敵艦隊を打ち破り、イギリスを勝利に導いたといいます。エリザベス一世は彼のことを「私の海賊」と呼んだとか。
大変、残虐な人物としられ、ロロシアに会うくらいなら死んだほうがマシと言わしめたほど。ロロシア一行が陸に上がりお宝を求めて森を探索中、スペイン兵たちと出会します。ロロシア一行とスペイン兵たちは抗戦。スペイン兵を何人か捕虜にすると、ロロシアはなんと短刀を抜き、スペイン兵の捕虜の1人の胸を切り裂き、心臓を手づかみして取り出すと、「安全な道を教えろ。お前たちもこうするぞ」って脅かしたのですね。見せしめのため、別の捕虜の口に心臓を突っ込んで食わせたと言います。こええ、
通称、黒ひげ。かなり有名な海賊です。黒ひげ危機一髪なんてオモチャがありますが、実在の黒ひげはもっとやばい人です。豊かにたくわえられた髭には、ところどころに導火線が編み込まれていました。黒ひげの決め台詞は「俺は地獄からきた。今からお前をそこへ連れてやろう」。黒ひげは、ある日、仲間を1人を突然、銃で殺したのです。その時いったセリフが「手下の一人でも殺しておかないと、俺がだれか忘れられてしまう」と言ったと。ともかく怖い人でした。一方で合理主義者でもあり、黒人奴隷を仲間にしたりしておりました。
(黒ひげの絵。ウィキペディアより)
黒ひげの側近で、元は黒人奴隷。黒ひげに出会う前は、白人の海賊と親しかったのですが、その友人と1人の女性をめぐって対立。結局、その友人をシーザは殺してしまうのですね。大変勇敢で、黒ひげの信頼も厚かったと言います。
女性の海賊です。元々は裕福な家の出でしたが、恋愛気質で情熱的。1人の船乗りに惚れ込み、そのまま駆け落ち。さらに海賊の船長と恋仲になり、そのまま海賊になったのです。銃の名手であり、男たちを罵ったと言います。敵との白兵戦になった時、甲板で身を隠す男性の海賊たちに、意気地がない!戦えって怒鳴ったというから、すごいですね。
王族の娘として生まれた伝説の女海賊。親から勧められた縁談を拒否し、海に逃亡。その際、海賊団と遭遇。その海賊団は船長を失ったばかり。アルヴィルダの美貌と勇敢さが気に入られ、そのままアルヴィルダが新しい船長になりました。それから、アルヴィルダを忘れられなかった元婚約者が彼女を探しに海を渡ったといいます。そして婚約者はアルヴィルダと無事に結ばれたといいます。
中国の女海賊。もともとは娼婦だったが、海賊の首領だった鄭乙と出会い結婚。これがきっかけで鄭夫人は海賊となる。鄭乙が急死したので、鄭夫人が夫にかわり首領になります。厳しい掟を強いることで、海の荒くれものたちをまとめあげ、自国の清だけでなく、イギリスやポルトガルにとっても手に負えない大海賊となったといいます。掟を守らぬ部下には問答無用で首をはねたといいます。おそろしいですね。
元々は海賊を取り締まる側にいました。ある夜、船長が寝ている間に、船を乗っ取り、自ら船長になります。そして乗組員たちと共にそのまま海賊になってしまいます。要するに取り締まるより自分が海賊になった方が儲かるから。船と乗組員を乗っ取り、略奪のかぎりを繰り返します。そうしていつの間にか400人以上の部下と6隻の船を持つ大海賊のボスになりました。ある日エイヴィリーは奪った財宝を6隻の船にバラバラに積むと誰かがちょろまかすから、ボスである俺の船に全部詰め込めとエイヴィリーは言ったのです。すると、隙を見てエイヴィリーは5隻の船を置き去りにして、逃げたのですね。財宝を独り占めしたのですね。ひどい話です。本国に帰ったエイヴィリーはそうして独り占めした財宝を商人に売り渡そうとしたのですが、その商人は、「あなたがどんな経緯でその財宝を手に入れたか知っているよ、私が役人にチクったら、あなたは死刑だよ」って言ってしまい、ただ当然で財宝を買い叩いてしまうのです。こうしてエイヴィリーは一文なし。37歳で死亡。自分の棺を買うお金もないほど落ちぶれたとか。
瀬戸内海を牛耳っていた村上海賊のボス。1576年の石山本願寺の戦いでは本願寺側に味方し、織田信長の船団をさんざんに蹴散らしたのですが、その後、織田信長に味方した九鬼水軍に負けてしまい、瀬戸内海の制海権を失ったのです。ちなみに九鬼水軍も海賊でした。瀬戸内海の制海権が織田信長に移ってからは能島を拠点としていたが、豊臣秀吉が海賊停止令を発令したことにより、村上海賊は終焉を迎えたといいます。
※この記事は「ダークサイドミステリー」を参考にして書きました。あとこちらの著作も参考にしました。
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