京都の宇治に橋姫伝説というのがあります。平安時代中期、大変仲が良い公家の夫婦がいました。そんな夫婦の間に亀裂が突然走ってしまいます。夫が浮気をしてしまうのです。怒った妻は夫をなじります。夫は言い逃ればかりで、結局、夫は蒸発してしまったのです。意を決した妻は貴船神社へと向かいます。ここには丑の時(午前2時)に参拝すると願いが叶うという言い伝えがあります。僕も以前に貴船神社にいったことがあるのですが、丑の時にお参りすればよかったなあw、僕がお参りをしたときは昼間でしたから。そんな話「ダークサイドミステリー」見るまで知らなかった。

そこで女がかけた願いとは、「恨みを晴らしたい、生きながら鬼にしてください」。怖いですね。普通、夫が浮気がバレた時点で奥さんは鬼になると思いますがw、わざわざ鬼になりたいと神様に願を書けるのだから本格的ですね。しかも、夫への恨みを晴らしたいと。女は神のお告げを聞き、まずは髪をツノの形に作り、そして21日間、宇治川に入り、水に浸かり続けたといいます。すごいですね。すると、女は願い通り鬼になったのです。その名を橋姫。

橋姫はすぐさま夫の元へ。夫の命を奪おうとしたら、突如現れた神々に邪魔されてしまいます。逃げ出した橋姫は、宇治川の流れに姿を消してしまうのですね。最後に残した言葉は、

「私を弔ってほしい」

男の身勝手な振る舞いに鬼になった橋姫の悲しい物語です。

また、元々丑の刻参りは願いを叶えるための純粋な行いでしたが、この橋姫以来、相手を呪うための儀式みたいになってしまったのですね。

*この記事は「ダークサイドミステリー」を参考にして書きました。